西日本豪雨災害ボランティア隊出発式
先月8月6日に、活発な梅雨前線の影響による大雨で、西日本に土砂災害、浸水などの甚大な被害が発生しました。あれから、1ヶ月以上が経ちました。
<警察庁による被害データ>
被災県;岡山、広島、愛媛中心とする15府県
死者;225人(うち113人は広島県、61人は岡山県)
その中でも、岡山県倉敷市真備町では広範囲が浸水しました。その結果、51名の方が犠牲になりました。犠牲者の皆様に謹んで哀悼の意を表します。
このような中、本校では、地歴公民科の森下暁教諭の呼びかけで、賛同する生徒9名が集まり、ボランティア隊が結成されました。「まずは行動から」という思いで呼びかけが始まりました。
<上田西高校西日本豪雨災害ボランテイア隊>
日程;9月14日(金)から16日(日)
14日(金)移動、岡山県倉敷市真備町入り、
15日(土)現地ボランティアセンターの指示による災害救援活動
16日(日)トンボ(制服制作工場)視察、岡山明誠学院高校との学校交流
出発式では本美学校長から「できる限りのことをしてほしい。文科省の唱えるボランテイアは協調性、公共心、社会性を養う良い機会である。自分の成長になる」と激励の言葉をいただきました。ボランティア隊のリーダーの生徒は「被災者の力になれるように頑張ってくる」と決意を語りました。
リーダー生徒は参加のきっかけとして、「現地の方を支援したかったからです。自分から仕事を見つけてやりたい」と話していました。同じく参加する小宮山雄大君(東海東部中出身1年)は、「困っている人がいた時に自分で行動できないか考えた。現地では、床下が土で埋まっているので、土を取り出す作業をしたい。」と話してくれました。また、小出つばささん(屋代中出身1年生)は「自分が災害に遭ったことがなく、被災者の気持ちに寄り添い、心のケアもしたい」と話してくれました。
皆さんの「まずは行動から」という意志は尊い一歩だと思います。被災者の力になって下さい。