SOCCER 第103回全国高校サッカー選手権大会出場

サッカー部 監督

白尾 秀人

全国大会出場に向けて

　サッカー部は、第103回全国高校サッカー選手権大会長野県大会で優勝を収め、7年ぶり3度目の全国高校サッカー選手権大会へ出場いたします。この勝因は、選手90名とマネージャー5名、そしてスタッフが一丸となれた成果ではないかと考えており、サッカー部保護者会、後援会、OB、OGをはじめとした大変多くの皆様に、ご支援ご協力を賜りましたこと、心より感謝申し上げます。

　6月の県総体の準決勝敗退後、選手権でどうすれば優勝できるのかを考えました。個人・チームの攻撃、守備の戦術向上のため強豪校との練習試合を行い、大事な試合で、選手が平常心で100パーセントの力を出せるようにとミーティングを重ねました。試合を見据えたマネジメント、勝つためのマインド、チームの環境作りを再構築し、合宿や宿泊を伴う遠征を重ねたことで、3年生を中心に明るくポジティブな自分たちの雰囲気を作れるようになりました。

　4年ぶりの県準決勝ではベスト4の壁とアルウインの独特の雰囲気にのまれ気味でしたが、スーパーミドルシュートで先制し、全員攻撃全員守備で1対0で勝利しました。決勝では一人ひとりが自分の役割を徹底し、100％以上のチカラを発揮し、今年一番の最高な試合を魅せてくれました。上田西高校サッカー部に関わるすべての方々の想いが伝わったゲームでした。

全国大会でも上田西高校らしく「正々堂々」とひたむきに戦いたいと思います。応援団の皆様も、上田西高校サッカー部が最高の試合ができるよう、ひとつになって熱く戦いましょう！ 全力応援よろしくお願いいたします。

サッカー部 主将

鈴木 悠杏（3年生）

Change the stage

　私たち上田西高校サッカー部は、第103回全国高等学校サッカー選手権長野県大会において、優勝を収め7年ぶり3度目の全国大会出場を決めました。

　私たちは「Change the stage」というスローガンを掲げて1年間、全国の舞台で戦えるようなチームを作ってきました。しかし、思うような結果が出ず、目標としていた新人戦、インターハイ長野県大会優勝とプリンスリーグ昇格は出来ませんでした。1年間、悔しい思いばかりでした。目標が達成出来ず、チーム状況が悪くなる時期もありましたが、その時こそコミュニケーションを多くとることを意識して次の目標に向けてひたむきにトレーニングを続けてきました。

　チームが大きく変わったのは、インターハイでの松本国際戦での負けです。チーム全体として力の差を感じた試合になりました。このままでは選手権でも負けるとチームでミーティングをしたことで、選手権で勝つためのチームを作るために一人ひとりの目標達成に向けての意識が更に高くなりました。インターハイでの負けを糧にチームの士気が上がりました。

　「全国大会に出る」と覚悟を決めて迎えた選手権では、初戦から決勝まで3年生が主体となり、全員がメンバーに入り、肉体的にも精神的にもチーム一丸となり戦い、優勝という結果に結びついたと思います。また、私たちがサッカーに集中できる環境を作ってくれた多くの方々の支えがあっての優勝だと思います。感謝の気持ちを忘れず、全国大会でも全力でプレーします。
上田西高らしさである球際、声、ハードワークの3原則を徹底し、これまでやってきたことを全力で表現し、正々堂々戦います。応援よろしくお願いします。