INTERVIEW

令和5年度 卒業生インタビュー 進学コース

横沢 怜奈

出身:上田市立真田中学校
日本体育大学/児童スポーツ教育学部/児童スポーツ教育学科/児童スポーツ教育コース

生徒会長としての意識を持って活動、上田西高の伝統つなぐ

西高では、多種多様な模擬試験、補習、進路ガイダンス、講演会、出前授業等が効果的に配置され、「進路の手引き」や「進路だより」、「シラバス」(授業ガイド)も充実しています。また西館には、キャリアセンター(進路指導室)が新設され、資料や各大学別の「赤本」(入試問題集)、データが豊富に揃っています。スタディホール(自習室)では30台のパソコンを用意。大学調べなど自分の進路にあわせて、自由に使用できます。

吉池 梨緒

出身:千曲市立戸倉上山田中学校
長野県看護大学/看護学部

最後の体育祭、クラス全員で勝ち取った総合優勝

高校生活で特に印象に残っていることは、3年生の体育祭です。1年生の頃から私のクラスは行事にとても力を入れていて、強歩大会や文化祭にも全力で取り組んでいました。そんなクラスにとって最後の行事になる体育祭は、楽しみつつも総合優勝を狙っていました。仲間を全力で応援して全力で競技に参加することは、この先ほとんどないと思うので最高の思い出です。念願の総合優勝もできて、本当にこのクラスで良かったなと思います。

栁澤 広喜

出身:佐久市立東中学校
武蔵大学/経済学部/経営学科

主将を務めたサッカー部、3年間での学びと成長

高校生活ではサッカーと勉強の両立を目指して頑張りました。サッカー部では3年生の時に主将を務め、長野県優勝を目標に練習に打ち込みました。悔しい結果に終わってしまいましたが、サッカー部のみんなときつい練習を乗り越えた日々は、これから先どんなにしんどいことがあっても乗り越えられるという自信につながりました。この3年間で学んだことや成長したことを今後の人生に生かしていきたいです。
勉強では、担任の先生から特に英語を勉強するようアドバイスをもらい、電車の移動時間などを有効に使い、部活と両立できるよう頑張りました。
大学ではプロサッカーチームの経営に携わるために必要な知識を身に付けながら、選手としてもサッカーを続け、活躍できるように努力していきたいです。将来はサッカーに携わる仕事に就きたいと思っています。幼い時にJリーグの試合をスタジアムで見た時にとても感動したように、自分もサッカーを通して人を感動させたいです。

梅原 悠良

出身:飯田市立旭ケ丘中学校
東京農業大学/生命科学部/分子生命化学科

将来の夢に向かって、部活動と勉強に全力で取り組んだ3年間

中学校の陸上クラブでお世話になった先輩が上田西高に進学し、その先輩から勧められ、陸上競技を本気でやりたいと思い進学しました。とても強い選手ばかりで、練習のレベルが高かったのも上田西高に通いたかった理由の一つです。
高校生活では、部活動と勉強を両立して頑張りました。部活動では日々努力をして、中距離走では2年連続でインターハイに出場。全国レベルの大会でも入賞するなど、良い結果を残せました。勉強は、部活動を言い訳にせず、空いている時間で勉強をしたり学習の仕方を工夫したりして、学年上位の成績をキープできるように取り組んできました。
2年生の2学期頃から進路を考え始め、自分が将来何をしたくて、そのためにどの大学で何を学ぶべきなのかを考えました。東京農業大学に進学し、将来は中学校の教師を目指しています。これから大人へと成長していく中学生という変化の大きい時期に、正しく生きていくための支えになりたいです。

遠藤 愛蘭

出身:上田市立第三中学校
佐久大学/看護学部/看護学科

委員長として新しい企画に挑戦した、思い出の文化祭

私が高校生活で頑張ったことは、生徒会での活動です。1年生の秋に文化祭実行委員会副委員長に立候補し、先輩方と一緒により良い文化祭、学校作りを考えて行動しました。3年生では文化祭実行委員会の委員長になり、前の年よりレベルアップした文化祭を目指しました。「クラスパフォーマンス」という新しい企画を取り入れ、学校史上初の全校がステージに上がるという足跡を残すことができ、たくさんの笑顔を見れたことが印象に残っています。
この学校で過ごした3年間は私自身を大きく成長させてくれました。勉強と部活と生徒会の両立。時にはやめたくなることや逃げ出したくなる時もありましたが、続けてきたからこそ達成感を味わうことができ、夢にも近づくことができました。諦めずに努力し続けることができたのは、周りの先生方のアドバイスやサポートのおかげです。みなさんも上田西高で、最高の仲間と最高の先生方と一生に一度の高校生活を過ごしてください。

小林 遼太郎

出身:上田市立丸子中学校
神奈川大学/人間科学部/人間科学科

夢の甲子園に出場、上田西高は自分の夢を本気で目指せる学校

自分が生まれ育ったこの地から甲子園を目指したいと思い、野球が強い上田西高に入りました。部活では、厳しい走り込みや筋力トレーニングなどを頑張りました。つらい時も幼い頃からの夢である甲子園に行きたいという原点に立ち返って、練習に打ち込みました。
一番の思い出は、夏の県大会決勝で逆転勝ちをして甲子園への出場を決めたことです。決勝戦8回の裏に3点差をひっくり返して優勝。その時のうれしさとほっとした気持ちは、一生忘れられない良い思い出です。甲子園では何万人と観客がいる中での開幕戦。全方向からの拍手や歓声に鳥肌が立ちました。それまではテレビの中の世界でしたが、打席や守備位置から眺める景色は本当に最高でした。 大学に進学しても野球は続け、将来はプロ野球選手を目指しています。上田西高は部活や勉強など、自分の夢を本気で目指せる学校です。高校進学を目指すみなさんも夢に向かって努力してほしいです。

中沢 里咲

出身:上田市立塩田中学校
長野大学/社会福祉学部

力を入れたボランティア活動、地域貢献にやりがい

福祉を通して生まれ育った地域に貢献したいと考え始めたのは、2年生の夏頃です。進学先に長野大学を選び、その実現のためにボランティア活動に力を入れました。具体的には、高齢者施設でのボランティアや清掃のボランティア、募金活動、地域イベント運営の手伝いなどです。活動中に感謝の言葉を多くいただいたことから、地域に貢献することのやりがいや喜びを感じることができました。
試験対策は2年生の年明けから本格的に始めました。1次試験の小論文対策では、自分の経験を基に意見を書けるように先生に指導していただきながら何度も解いたことで、どんな課題にも対応できる力が身に付きました。2次試験の面接対策でも、先生がさまざまな角度からの質問をしてくださり練習を重ねました。試験では自分の力を最大限に発揮することができ、第1志望校に合格できました。将来は高齢者福祉の領域で活躍し、地域に貢献できる社会福祉士を目指しています。

新村 七瀬

出身:千曲市立埴生中学校
長野大学/企業情報学部

探究学習でSDGsに関する学びを実践

小学校から続けてきたサッカーをするために上田西高に入りました。部活ではサッカー部女子チームのキャプテンを務めました。部員が少なく練習メニューが限られていましたが、その中でもできることを考え、チームが良い方向に進めるように意識してきました。自分の力ではなく、チームメイトの力があったからこそ最後まで頑張ってこられたと思います。
1年生に長野大学を進路に決めて、2年生の3月頃から本格的に試験対策に取り組み、小論文の勉強と同時に探究活動にも力を入れました。私の地元である千曲市についての問題を探し、規格外で廃棄されてしまう果物を活用した商品を開発し販売するアイデアを実現させました。食品ロスの削減につながるこの取り組みは、新聞やテレビでも広く取り上げられ、多くの人にSDGsについて知ってもらう良い機会になりました。企画の実現には、たくさんの方々に協力してもらったのでとても感謝しています。

角本 大地

出身:お茶の水女子大学付属中学校
明治大学/法学部/法律学科

レスリング部で7年ぶりの団体優勝、最後の大会で有終の美

上田西高のレスリング部は、過去に全国大会でメダルを獲得した選手もいて、この学校ならば自分も大きな舞台で活躍する選手に成長できると思い入学しました。1年生の時から団体戦に出場し、先輩方と1試合でも多く試合をするために、日々の練習に取り組みました。2年生に上がると、自分が必ず1勝して仲間たちが安心して試合ができるように、いままで以上に必死になって練習に取り組みました。
一番印象に残っているのは、3年生の夏の北信越大会。それまでの夏の北信越大会では、団体で優勝することができませんでした。その悔しさを晴らすために、みんなで一致団結して団体戦に臨みました。そして、7年ぶりとなる団体優勝を果たすことができました。上田西高は、みんなが自分たちの部活に誇りを持っていて、部員同士の絆が深いです。みんなが互いの個性を認め合えるとても良い学校なので、自分の個性をどんどん出して楽しんでほしいなと思います。

市村 充

出身:上田市立第四中学校
長野県立大学/健康発達学部/こども学科

留学経験で自分に自信、英語の楽しさを再確認

高校生の内に留学に行きたいと考えていて、国際教育が充実している上田西高に進学しました。2年生の夏と春に、フィリピンとオーストラリアへの留学に参加。オーストラリアではホストファミリーに本当の家族のように迎え入れてもらい、別れ際には泣いてしまいました。留学を経験してから自分に自信を持てるようになり、英語の楽しさも再確認できました。また勉強へのモチベーションも上がり、2年生で英検二級を取得できました。
保育士の志望で、夏休みなどに保育園や児童館で職場体験をさせてもらったり、生徒会本部役員が主催するUNMP(上田西高校学びプロジェクト)を利用して保育園に行ったり、保育についての学びを深めました。上田西高は一人一人の生徒に寄り添い、その生徒に適した支援や機会を多く提供してくれる、個々を大切にする学校です。先生方の温かい支援がなければ、こんなに充実した学校生活は送れなかったと思います。

酒井 瑛菜

出身:千曲市立戸倉上山田中学校
関西外国語大学/英語キャリア学部/英語キャリア学科/小学校教育コース

ECC部で国際交流、将来は英語教師を目指して

ECC部を始めとする国際交流、英語学習に力を入れてきました。1年生の時にはオンラインセッション、2年生の時にはフィリピン留学、3年生ではずっと夢だったオーストラリアへの長期留学に行くことができました。オーストラリアでの3カ月間は、毎日が楽しく新鮮なことばかり。自分から積極的に話しかけ、友達がたくさんでき、良い思い出を作ることができました。フィリピン留学では、学校に通いマンツーマン授業、またアクティビティなど盛りだくさんの2週間で、充実した日々を送ることができました。
将来は英語の教師を目指しています。そのきっかけは、上田西高の先生方に出会ったことです。中学生の時から英語は好きでしたが、成績が思うように伸びませんでした。しかし、高校に入学すると驚くほど成績が伸び、定期テストで上位をキープできるようになり、英語を学習することが本当に楽しくなりました。私も教師になったら、生徒が英語を好きになる機会を作ってあげたいです。

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